「無駄遣いして後悔した!」という経験、誰でも一度はありますよね?
- 食材を買いすぎて食べきれず捨ててしまった
- 買った服のサイズが合わず、一度も着なかった
- 使っていないスマホアプリに、会費を払い続けていた
- ジムに入会したのに、仕事が忙しく通えない
これらはすべて、私がしてきたことです。
特に、ジムで6万円の会費を無駄にしたことを、とても後悔しています。
結婚式でドレスを綺麗に着たくて入会しましたが、仕事で疲れていることを理由に、週1日しか通いませんでした。
結果、1年通っても1キロも痩せられず6万円が飛んでいったという事実だけが残りました。
無駄でしかない!
それ以上言わないで…。涙
私は、そんな残念なお金の使い方を二度とするものか!と、お金に関する本をたくさん読みYoutubeなどでも勉強しました。
そして、「消費・浪費・投資」という考え方に出会いました。
この考え方を実践し、お金の使い方を改めたところ貯金ゼロから200万円貯めることができたんです。
この記事を読むことで以下のことができるようになります。
- 「消費・浪費・投資」という考え方が身につく
- 無理のない節約ができる
- 賢いお金の使い方ができる
「消費・浪費・投資」という考え方が身に付くと貯金ができるだけでなく、「自分自身が満たされる質の高い物・サービスにお金を使う」賢いお金の使い方ができるようになります。
ぜひ、最後までご覧ください。
消費・浪費・投資とは?
「消費・浪費・投資」とは、お金の使い方を目的別に分ける家計管理の方法です。
いつからでも身に付けられる考え方なので、今日初めて聞いたという人も、ぜひ試してみてください。
消 費
主に以下のような物が、消費にあたります。
- 家賃
- 光熱費
- 食費
- 通勤のための交通費
- トイレットペーパーやシャンプーなど日用品費
生活に必要最低限の物・サービスに払うお金です。
「買わなきゃよかった!」「使わなきゃよかった!」と思うことがほとんどない物・サービスなので、意識的に見直す必要があります。
浪 費
消費とは逆で、生活に必要ない物・サービスにお金を使うことです。
- 買ったのに使わなかった100均の便利グッズ
- 毎日のようにコンビニで買うデザートや飲み物
- 断れずに参加した飲み会の会費
金額が高い・安いは関係ないんだね。
そう!お金を払った時は楽しい気持ちでも、後悔するなら浪費!
投 資
投資は、自分や他人の成長のためや、幸せに繋がる物・サービスにお金を使うことです。
- 資格を取るための講座を受ける
- 母の日にプレゼントを贈る
- 募金をする
- 貯金をする
- 趣味の物を買う
お金を払った後に、わくわくしたり、幸せな気持ちになったりします。
また、「趣味の物を買う」は浪費とも思えそうですが、自分が今後も仕事などを頑張る活力になるのであれば、投資と考えて良いです。
このように、「消費・浪費・投資」という考え方は、自分の価値観に伴ったお金の使い方ができるようになります。
賢いお金の使い方ができるようになる
「消費・浪費・投資」という考え方が身に付くと、賢いお金の使い方ができるようになってきます。
私が思う賢いお金の使い方は、「自分自身が満たされる質の高い物・サービスにお金を使うこと」です。
- お金を使って、後悔する
- 「高い」「安い」の値段基準でお金を使う
そんな心が満たされないお金の使い方を減らすために、「消費・浪費・投資」の考え方を練習してみましょう!
自分に問いかける
買い物の度に、その物に使うお金が「消費・浪費・投資」のどれになるかを自分に問いかけます。
コンビニデザート!これは「浪費」。
資格取得のために、通信教材を申し込んだよ!これは「投資」!
でも、やらなかったら無駄になるよね。そうなったら「浪費」だ。
たくさんの物が売られていて、店舗でもネットでも買い物ができる世の中なので、「欲しい」という理由だけで物を買うと、絶対に節約はできません!
また、「高い」か「安い」かでお金の使い方を決めてしまうと、自分にとって価値のあるものかどうか、正確な判断ができなくなってしまいます。
高い物を買ったら罪悪感におそわれたり、本当に欲しい物はいつまでたっても手に入らなかったり。
これらの理由から、節約をしながら「自分自身が満たされる質の高い物・サービス」にお金を使うために「消費・浪費・投資」は必要な考え方なのです。
家計簿で振り返る
自分への問いかけに加えて、考え方を強化する方法が家計簿に記録することです。
家計簿と、3色のペンを使って、客観的に「消費・浪費・投資」を考えることができます。
家計簿の支払い項目と値段を、「消費・浪費・投資」とペンで色分けしていきます。
こんな風に色分けしていくよ!
電気代 | 7,800円 |
母の日プレゼント代 | 10,000円 |
募金 | 500円 |
コンビニスイーツ | 450円 |
カフェラテ | 550円 |
仕事着 | 2,500円 |
計算すると、上記の家計簿では 消費に1万300円、 浪費に1,000円 投資に1万500円 支払っていますね。
最低限必要な「消費」にいくらお金を払っているのか、どの項目を「浪費」だと思うのか、「投資」にかける金額は適切かなど、「消費・浪費・投資」のバランスを見直すことができます。
無理のない節約ができる
無理なく節約できる秘訣は、「浪費」を減らすことです。
例えば、コンビニスイーツの浪費を考えてみましょう。
1つ450円のコンビニスイーツを週3回1か月食べると、6,000円前後になります。
1か月6,000円!?やめられたら、1年で72,000円も節約できるよ!
コンビニに寄る回数を減らす、スーパーで安く買える大袋のお菓子に買えてみるなどの工夫をすることで、「浪費」を少なくすることができます。
「浪費」は、自分でやめた方がいいと思っている物なので、節約が苦痛になりません。
やめたいと思っていたことをやめることができて、お金も貯まって一石二鳥です。
ただし、浪費をゼロにすればいいわけではありません。
私が旦那さんに心底ムカついて、家に帰りたくなかった時。
映画を観に行ったり、スタバでデザート&フラペチーノを食べたり、ひとりカラオケで時間をつぶしていました。
気持ちは少し紛れましたが問題が解決するわけでもないので、お金の使い方としては「浪費」です。
でも、その浪費がなければ私は確実に気持ちの行き場を無くして、旦那さんとの生活に耐えきれなくなっていたかもしれません。
このように、必要な「浪費」もあります。
大切なのは、今使っているお金は「浪費」と理解したうえで使うことです。
多少の浪費がなくては人生つまりません!
ちょうどいい浪費バランスを、見つけていきましょう。
まとめ:無理なく節約をしよう!
最後に、お話した内容をまとめておきます。
- 「消費・浪費・投資」とは?
- 「消費・浪費・投資」を自分に問いかける
- 「消費・浪費・投資」を家計簿で振り返る
- 「浪費」を減らして無理なく節約する
- 「浪費」はゼロにしなくていい
繰り返しになりますが、以上のことを意識して生活してみると、「消費・浪費・投資」という考え方が身につきます。
そして、貯金ができるのはもちろん、賢いお金の使い方ができるようになります。
家計簿と合わせて、自分のお金の使い方を振り返り、無理のない節約をしましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント