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今回紹介するのは、2023年3月に公開された映画「なのに、千輝くんが甘すぎる。」です。
主役は、なにわ男子の高橋恭平くん。
まるで、少女漫画の世界から飛び出してきたビジュアルです。
映画の情報が解禁されたとき、「おめでとう!!!!!!!」の歓喜の声と共に、不安が浮かびました。
これは30代の私が観てもいい映画ですか?
私は、基本1人でいろいろなジャンルの映画を観に行きます。
だけど、唯一ハードルが高いと感じるのは少女漫画原作の映画。
そもそも、30代の女性が1人で映画を観に行くことが寂しいと思われているのかもしれない。
ましてや、少女漫画原作の恋愛映画を観るなんて、同じ作品を見るお客さんや、スタッフさんにどう思われるんだろう。
チケットを見せる時、グッズを買う時、上映まで席で待っている時、めちゃくちゃ恥ずかしくない?
なんて、いろいろ考えてしまいます。
けれど、今回は自分のチキンさを乗り越えてでも「推しの初単独主演映画を見届けなくては!!」という気持ちが大きかったので、1人で映画館へ観に行きました。
結果的に、モテ男子の高橋恭平を拝めてとても幸せ。チギチギ最高、いや、天最高!
となったので、記録に残しておきたくて記事を書いています。
- 高橋恭平くんのファン
- なにわ男子のファン
- たくさん胸キュンしたい
- 30代にはハードルが高そうと思う
そんな方に読んでいただきたいです。
ぜひ、最後までご覧ください。
原作は少女漫画
原作は、亜南くじら先生による超人気コミック「なのに、千輝くんが甘すぎる。」です。
講談社「月刊デザート」で連載しており、2023年3月現在8巻まで発売されています。
全国のティーン女子がドハマりするラブストーリーで、映画版ノベライズも発売され重版となるほど、人気の作品となっています。
主演・なにわ男子 高橋恭平
学校一のモテ男子を演じる なにわ男子の高橋恭平くん。
身長176㎝・小顔・8頭身で、なにわ男子のビジュアル担当。
viviの2022年 国宝級イケメンランキング NEXT部門では上半期・下半期とも第2位に輝き、多くの人が認める顔立ちやスタイルの持ち主です。
そんな高橋くんの演技について。
ドラマ初出演は、2019年の24時間テレビ内のスペシャルドラマ「絆のペダル」。
主演・嵐の相葉雅紀くん演じる宮澤崇史の中高生時代を演じました。
デビュー前の関西ジャニーズJr.時代の出演作品はこちら。
- 絆のペダル
- 年下彼氏
- メンズ校
- 映画「少年たち」
- ジモトに帰れないワケあり男子の14の事情
お芝居の経験は多くはありませんが、着実に経験を積み、デビュー後の2022年には映画「メタモルフォーゼの縁側」に出演。
クールで口数が少ないけど情に熱く、自分を犠牲にすることも犠牲だと思わない。
相手のことを心の底から思える男子役が似合います。
普段通りの高橋くんぽさもありながら、役にしっかりハマっているところが魅力的です。
なにわ男子のデビュー後、1人でお仕事をする機会も増えてきて、ついつい過保護になってしまう高橋くん担当の私。
普段は「恭平ちゃん」と呼んでいます。
「1人で大丈夫かな?」「うまく喋れるかな?」と見守る日々が続いていますが、とことん突き抜けたポジティブ精神や独特なワードセンスのかいあって、私の心配をはるかに超えた爪痕を残しています。
少女漫画の実写化の作品に出たいという夢が1つ叶ったことも、これまで一生懸命まっすぐに進んできた結果。
ファンにとっても、記念すべき作品となりました。
ヒロイン・畑芽育
ヒロインを務める女優・畑芽育さんは、20歳にして芸歴19年という驚くべき芸歴の持ち主。
たくさんの作品に出演していますが、松本潤くん主演「99.9‑刑事専門弁護士‑」で、香川照之さん演じる佐田先生の娘役を演じていたのが印象に残っています。
「なのに、千輝くんが甘すぎる。」の劇中では、片思いを楽しむ自然体でちょっと地味。
どこにでもいそうな女子高生・真綾を演じていました。
「片想い業界ではこうなんです!」とか、「片想いごっこ」に全力で取り組む真綾ちゃんが可愛くて、こんな子がいたらみんな好きになるだろうなぁと、思いました。
畑芽育ちゃんの演技は、表情豊かで細やか。
とくに切ない感情になるところや、照れながらも目を合わせて千輝くんに微笑むところなんかが、キュンをより引き立てていました。
私は男性の仕草や台詞にキュンとすることはあっても、女性に対してはあまりありません。
なので、畑さんは女性にもトキメキを与えられるお芝居ができる人なんだなと感じました。
余談ですが、なにわ男子のファン内では、メンバーの大西流星くんと畑芽育さんが似ていることが話題になりました。
ということは、きょろりゅちぇのラブストーリーってこと?
そういう目線で見るのもおもしろいかなと最初は思っていたのですが、映画の冒頭で畑さんの演技に引き込まれ、純粋に映画として楽しみました。
少女漫画実写化はハードルが高い?!
漫画の実写化は、原作ファンの想いもあるのでハードルが高くなりがちですよね。
私は原作漫画は1巻を読んだことがあるのですが、「これ恭平ちゃんのイメージとは違うな」と思っていました。
主人公の千輝くんは、塩対応でクール。
けれど、「なにわ男子の高橋恭平」は、ナルシストでおバカでピュアですから。
そして、もう一段高いハードルが出現。
30代の私が観に行くには、高校生の恋愛物は甘すぎではないか?
高校時代は遠い昔だし、ついていけるかな・・・という心配もありました。
映画を見終わった後の感想
王道すぎる胸キュンの宝庫!
これぞ少女漫画の王道!と言える設定や胸キュンシーンがたくさんありました!
- なぜか自分だけに優しい千輝くん
- お姫様抱っこしてくれる千輝くん
- 恋のライバルに悩む
- 自分を取り合う2人のイケメン
- 突然の事故で守ってくれる千輝くん
- 部活の大会で叫ぶ!叫ぶ!叫ぶ!
そして、王道を超越した胸キュンも、多々あり。
突然の膝枕
公園で自主練後、2人で話しているときに千輝くんが「片想いプレイっぽい?」と、突然の膝枕。
このシーンは予告でも観ていて覚悟していたはずのなのに、前後のストーリーを踏まえて観るとキュンが倍増しました。
いつの間にか目で追っている
足を痛めて変な歩き方で登校する真綾の異変に、遠くから気づく千輝くん。
真綾の立場になると、いつの間にか見られていることにドキドキしてしまいました。
そして申し訳ないけど、真綾の足痛いときの歩き方が、めちゃくちゃおもしろくて可愛かったです。
お姫様抱っこ
王道だけどやっぱりいいですね!
真綾のところに向かって来るときから、スローモーションになって、ふわっと持ち上げる感じ。
思わず劇場内で声を出してしまいそうなほど、悶えました。
手洗い場に、ちょこんと座らせる
手洗い場の水で手を冷やした後、千輝くんが真綾の脇の辺りを持って、手洗い場のふちにちょこんと乗っけるやつ。
あれが、すごく好きなんです。
そして「脱がせていい?」って、ちょっと違う風に聞こえちゃうのがね。(笑)
名前呼びからの恋人繋ぎ
デートの別れ際に突然の「真綾」呼びからの恋人繋ぎ。
もはや、両想い業界のミッションだけど、まぁ、楽しいならいいよ。
見てるこっちも楽しいですから。
消 毒
千輝くんの独占欲が度を超えた感じが、すごく良かったです!
胸キュンというよりは、ドキドキが止まらない!!
耳元での告白&キス
千輝くんの声がめちゃくちゃに優しくなって、「こんなに人を好きになる気持ち、真綾が教えてくれた」的なことを言ったのが、すごく素敵でした(ニュアンスですみません。)
でも、キスシーンあるなんて聞いてないぞ!
いや、あると思ったけど!びっくりしたぞ!
なにわ男子のおかげで笑えたシーン
なにわ男子のYoutube動画で、この映画の鑑賞会と企画がありました。
劇中の千輝くん&如月さんの台詞を文字って、千輝くんを超えるキュンキュン台詞を発表するという内容です。
この動画内でとりあげられたてんとう虫のシーンや、お寺デートのシーンで、企画内容を思い出し笑ってしまいました。
メンバー主演の映画をより一層盛り上げてくれたなにわ男子のみんなに、ありがとう!の気持ちでいっぱいです!
涙がこぼれたシーン
泣きたくないのに涙が出る
千輝くんのことを、絶対好きになっちゃダメって思いながらも、「泣きたくないのに涙が出る」廊下で泣くシーン。
親友が「それだけ好きってことだよ。」と言うと、「でも認めたら終わっちゃう。」と言う真綾。
その葛藤がなんとも切なくて涙が出ました。
千輝くんの独占欲
消毒のシーン。
真綾のことを取られたくないっていう千輝くんの独占欲が手に取るようにわかるのに、2人の思いがすれ違ってしまう。
端から見れば、好き同士でうまくいく2人なのに、当の本人たちはそれに気づかずに空回り遠回りしてしまうのが、もどかしい。
片想いごっこの終わり
千輝くんが退院後、真綾が片想いごっこは終わりにしようとケジメをつけるシーン。
千輝くんに掴まれた腕を笑顔で離すところ、かっこいいなと思ったけれど、本当の気持ちは隠さないでほしいっていう思いもあって。
恋愛って難しいよね。と、つくづく思ったシーンでした。
キャスト
ほぼ同年代のキャストで作られた作品。
特に好きだと思ったのが、千輝くんのライバル役の板垣李光人くん。
目黒蓮くん主演のドラマ「silent」で、川口春奈さん演じる青羽紬の弟役を演じたのが印象に残っています。
また、なにわ男子の道枝駿佑くんとも仲が良いことで有名です。
ライバルでありながら、実は千輝くんの魅力にひかれていて、思いやりのある男子高校生役がナチュラルにはまっていていいなと思いました。
また、親友役の莉子ちゃん。
真綾の応援をしつつも余計な詮索や、でしゃばりはせずに、1番良きところで真綾や他のみんなにも、ことがうまく進むような言葉かけを明るくしているのが、素敵な親友だなと思いました。
その他の主要な登場人物にも悪い人はいなかった。
学校のマドンナや、その友達で千輝くんのファンの子たちも、真綾のことを悪く言ったりいじめたりする子もいなくて、大会のシーンでは真綾の影響でみんなで千輝くんのことを応援してた。
ただ純粋に「みんなが千輝くんのことを好き」っていう世界があった。
構成・脚本について
私は原作漫画は1巻読んだだけなので、漫画の内容については詳しくわかりませんが、単純に完結していない漫画を99分内でハッピーエンドで締めくくったのがすごいと思います。
基本的には、いかに千輝くんにかっこいい台詞を言ってもらうか!観客をドキドキさせられるか勝負!みたいなところがある映画なのかなと思っていたけれど、そうではありませんでした。
ナレーションが少なく、多くを語らず、観ている側に「そういうこと!?」と気づかせるシーンもあって。
千輝くんの家庭内事情において「如月さんの気持ちはわかるから」っていう千輝くんの言葉で伏線をはっておいて、ラストで最低限の画で回収するところとか、
大会終了後、千輝くんが真綾を探しに走っていくシーンの手前で流れる2人の回想シーンとか。
千輝くんの行動のひとつひとつにも、ちゃんと意味があったこと。
真綾の飲んでいる甘いジュースを飲んだのも、かわいいと言っていたキーホルダーを買ったのも、真綾が言ってた「好きな人の好きなものを好きになる」ことだと分かった時は、胸がうわーっ!と熱くなりました。
主題歌 Special Kiss
なにわ男子の4th Single 「Special Kiss」がエンドロールで流れ、劇場内に響くなにわ男子の歌声が、映画のラストを彩りました。
映画を見たあとで改めてこの曲を聴くと、歌詞がすごく映画とリンクしているなと思いました。
- 片想い つなぎ合わせたらここから ほら始まる 僕らだけのSpecial Love
- どんな(恋だって) 全部(乗り越えて) 上書きして進もう
- 君の笑顔ずっと 独り占めなんてこと想像 止められないのさ
- スレスレ片想い 嘘なんかじゃないよ あふれる想い love you
- 初めて感じた この想いは君がくれた 宝物さ
- 見つけたんだ 本当の気持ち 離しはしない紡いでゆくLove Story
- バレないで イタズラな関係値
- 繰り返す恋ごっこじゃ終われない
「片想いごっこ」「上書き」「初めて」「バレないで」など、映画に登場するワードが散りばめられていますね。
映画を観る前はMVのイメージが強くて、結婚式を思わせるような白タキシードにメンバーカラーの花束や、シェアハウスをしているようなわくわく感が大きかったのですが、それが一転。
映画を観た後は、千輝くんの曲だ!というような印象に変わりました。
まとめ:片想いしてきた誰もが共感する映画!
ずっと少女漫画の実写化の作品に出たいという夢を叶えた高橋恭平くんの姿を、大きなスクリーンで実感することができて、とても幸せでした。
観に行く前はハードルが高いと思っていた作品でしたが、多くの人が経験したことのある片想いだからこそ共感できるシーンも多く、30代の私でも楽しむことができました。
結局、片想いでも両想いでも、大事なところは変わらないんだなと。
そして、高橋くんには個人的に今後やってもらいたい漫画の実写化があるので、いつかその時がくることを楽しみにしています!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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