「滝沢歌舞伎 ZERO FINAL」 4月27日(木)ライブビューイング レポ。セトリ順・感想まとめ

4月27日(木)17時30分〜「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」を映画館のライブビューイングで観てきました!

滝沢歌舞伎を観るのは今回が最初で最後です。

いつかは観に行きたい!いつかは、、、なんて思っていたら今年で終わるとの発表。

2012年の6人時代に名前を与えてもらい、2019年の3人のメンバー増員「滝沢歌舞伎ZERO」としてタッキーの想いを継承し、ここまで来たSnow Man。

ふっかさんは、初年度2006年の「滝沢演舞城」から18年間携わってきた舞台。

長い歴史を持つこのエンターテインメントが終わるのは、心底残念だけれど、だからこそ映画館ライブビューイングでたくさんの人に観てもらいたいというSnow Manみんなの想いを受け取ることができました。

でなきゃ地方民の私は、一生あの臨場感も緊張感も味わえないままでした。

生ではないけれど、生に近い。

そんな、ライブビューングで体感した思いを綴っていきます。

私は深澤辰哉くん(ふっかさん)担当なので、ふっかさん寄りの文章です。

台詞などの文字起こしはニュアンスで覚えているだけなので間違っている部分もあります。ご了承ください。

目次

前半パート

オープニング

  • 「ひらりと桜」
  • 「春の踊り」
  • 「いにしえ」

「ひらりと桜」はふっかさんのパート、ワンショットが美しすぎでした!

このワンショットだけでも観に来た価値がありました!

ただでさえ色白で線が細くて綺麗な顔立ちだから、あのワンショットの撮り方は、ため息が出るほど儚かった。

オープニング中は、いよいよ幕が開いたっていうドキドキと、歌や歌舞伎の演目の節目節目をどんな感じで繋いでいくのか想像できていなかった初心者なので、ずっと滝沢歌舞伎の世界に入り込むことに必死になっていました。

仇討ち(阿部亮平・宮館涼太・深澤辰哉)

幕に映される仇討ちの文字と、阿部亮平・宮館涼太・深澤辰哉の文字が、かっこよすぎました!

戸板バッタンは、前方向3人バージョンと、ふっかさんだけのバージョンもありました。

スノTubeで見てた「滝沢歌舞伎ZERO」の動画では、もっとしっかりした作りかと思ってたら
3枚の板をバランス良く立ててるだけ!?

ぷっか

支えてくれたみんな、どこ行っちゃうのよ!

ぷっか

ふっかさん倒れちゃうよ…。

ハラハラドキドキが最高潮になって、息を呑んだ。

もっとヤンチャな表情の殺陣を想像してたし、左手をあんまり使ってなかったから、もしかしてケガしてて、腕上がらないのかなってハラハラしてたけど、あぁいう演出だったんですよね?


無表情でサラサラと人を斬りつけていくのが意外でした。

ハラハラしてた分、ちゃんと見れてなかったからもう一度見たいシーンNo1です。

舘様が高い階段を登って、奈落に飛び込んでいったシーンも、迫力がすっごかった。

月と星のディスタンス(渡辺翔太・ラウール)

「May be」は、楽しみにしていた曲のひとつでした。

しょっぴーは、やっぱりSnow Manで1番歌がうまいなと改めて思った。

曲自体が好きで普通にコンサート感覚で聴いてしまいました。

変面(岩本照)

マスクが一瞬でどんどん変わっていく演目。

何度マジマジと見ても、いったいどういう仕組みなのか分かりませんでした。

怪しげな曲や光の演出が合間って、変面という演出自体が怪しくてたまらない。

全部で15枚以上は、マスク変わったんじゃないかなと思いました。

最終的にマスクがなくなって照くんの顔を見せてくれるんだけど、また振り向いたその一瞬でマスクがついた顔に戻るのが、最後まですごいとしか思えませんでした。

足跡(佐久間大介・目黒蓮・向井 康二)

個人的には、この めめと、さっくんと、こーじのこのパフォーマンスがすごくよかったです!

寝っ転がりながら映像と合わせるのって、映像が見えなくて相手の動きも見えずらいし、地面についている方の体が動かしにくくてしょうがない。

でも、寝っ転がっているからこそ動きにコミカルさが生まれるのも、また好きでした。

映像が綺麗で、初めて聞く曲だったから歌詞もメロディーも思い出せはしないんだけれど、ライブビューイングから2日経ってもさっくんとこーじが、光の環っかを登っていく映像が目を瞑らなくても見えます。

このパフォーマンスを見ていると、いろいろあっても、それでも堂々とここに立つことを指名と受け入れている彼らの姿に胸がきゅうっとなって、泣きそうになりました。

腹筋太鼓

これぞ 滝沢歌舞伎・伝統中の伝統!腹筋太鼓!

いよいよ来た!この演目こそ、すごく楽しみにしていました。

見るからに辛そう!痛そう!なんだけど、一糸乱さないリズム感に、会場はさらに静まりかえるしかなくて。

通常の状態で叩くだけでもしんどいのに、リズムに合わせて上半身を起こしたり寝かせたり、手を広げたりする動きもあって、顔と腹筋にみんなの男臭さが溢れ出てました。

さっくん、めめ、こーじは3人でメカ太鼓を披露。

傾斜がついて、他のメンバーの何倍もしんどそうだけれど、バッキバキに割れた腹筋が美しかったです。

DA BOMB

そして、腹筋太鼓からの、この破壊力がすごい!

バチバチにキメてるふっかさん、いや、深澤さんと呼ばなきゃ失礼にあたる!

と思わせるこの曲の魅力がすごいよ!

ぷっか

深澤さん、かっこよすぎるよ…。

全体的に治安が悪いSnow Manが最高!!!!!!!!!

ワイドショーなどの情報もシャットアウトしてたので、本当に初聴きの曲でした。

アルバムの曲かな? メキホやBlack Goldみたいに、ここで解禁された曲かな?って調べたら、やっぱり新曲らしいです。

ぜひもう一度聴きたい!見たい!音源化をしてほしいです!

生化粧

今年は、「鼠小僧」の演目がない代わりに、生化粧の間にダイジェスト映像が流れました。

楽しみにしてたんだけれど、公式さんのTwitterでお丸さんには会える予感しかなかったから、いつくるのかなと、そわそわしながら待っていました。

Jr.の2人が鼠小僧のカッコイイ人など話してたら、「ちょっと私のこと忘れてなーい!?」と花道からお丸さんが走ってきたーーーーー!!!!!

お丸さんだー!ってキャピってしまいました!お手振りもしっかりしました(笑)

「ライブビューイングの、皆さんのために画角いっぱいまで寄って」とカメラさんに注文するお丸さん!

「私のこと可愛いって思った人~?」と、お客さんが拍手。

「今日は私、勝ちね〜」の後に、

「ちょっとお丸あんまりだなって思った人〜?」って、けっこうな拍手が返ってくる(笑)

「なんならこっちの、方が多い〜!」ってツッコんだり、舞台上からも拍手聞こえるって見たら、さっくんが拍手してたの笑えました!

「笑いがあるっていいね!」って、お丸さんが喜んでくれたの嬉しかったです!

そんな感じで、生化粧コーナーは、ゆるっとしてました。


ライブの早着替えみたいに、緊張感に包まれて、誰も喋らない、いかに早く化粧を仕上げるかを魅せるコーナーだと勝手に思ってたけど、MC感覚で、お丸さんの登場で笑いが溢れたコーナーでした!

生化粧しているメンバーに話しかけて「渡辺くん!渡辺くんじゃーん!」って、しょっぴーも笑ってたら「私のおかげよ!」って言うお丸さんに対し、すぐ真顔に戻るしょっぴー。

なんなら、睨みつけてるのが最高だった(笑)

さっくん、あべちゃん、めめにも話しかけた後、拍子木がカンカンッ!って何回も鳴ってるのに、「何よ、うるさいわね!私まだ喋るわよ!」って言い続けてたら、ボイスチェンジで声がヘリウムガス吸ったみたいに、変えられたのが会場大うけ!!!!映画館内も大うけ!!!!


「やめてよ~」「なんならこっちのがお丸っぽい?」なんてやりとりあっても、なかなかやめてくれないスタッフさんなのに、お丸さんが自分で高い声出してた時に急に切り替わったもんだったから、変な感じになっちゃって更に会場大うけ!(笑)

仕舞いには「紗幕まで降りてきた~!あぁ~、後半戦もよろしく!!!」って、テンポ感あるつなぎ方で最高に好きでした!

メンバーのお声をもらったり、拍手とか笑い声を通してお客さんとのやり取りができたコーナーってここだけだったので、すごく場内があったかい空気になりました。

ぷっか

本当にお丸さんに会えてよかったです!

後半パート

滝沢歌舞伎ZERO

  • 五右衛門(岩本照・深澤辰哉・ラウール・宮館涼太・向井康二)
  • 男と女の舞(目黒蓮・阿部亮平・渡辺翔太・佐久間大介)
  • 氷(宮館涼太)
  • 蝶々(深澤辰哉・向井 康二・ラウール)
  • お七(佐久間大介)
  • 道成寺(阿部亮平)
  • 蛇(渡辺翔太・目黒蓮)

歌舞伎パートはもう!迫力がすごい!

演目最初から最後まで、ずーっと前のめりで、見入ってしまった。

特に「五右衛門」や「蜘蛛」での照くんの佇まい、声の出し方、見得の切り方、どれもが新鮮で、別人そのものでした。

「五右衛門」での、舘様との刀投げも緊張感が走るシーン。成功した瞬間ホッとしました。

「男と女の舞」での阿部ちゃんとさっくんの女型、予想以上に綺麗でした。

着物着てトトトトトって小刻みに歩いていくのって、難しそうなんだけど普通にやってました。

「お七」は、話を多少知ってたから歌舞伎でやるとこんななんだ〜って、違う見え方を知った。

「蜘蛛」は圧巻!すごい!としかいい表せない。

最後にみんなが集結して出てくるのも、集大成って感じでよかったです。


演目はどれも短いから、繋がりの部分ってどうなるんだろう?

無知の人は演目の始まりと終わりが分かんないんじゃ?と思ってたけど、そこはしっかりわかるよう工夫がされてた。

でも、足早に魅せられる演目にどれも目が離せなくって、瞬きをしていない自分に気づいて、ライブビューイングでこれだけの迫力なら生で見たら、どれだけ引き込まれるのかと身震いしました。

四季

パフォーマーの方や、Jr.の子たちが務める部分。

単なるSnow Manが歌舞伎の化粧を落としたり着替えたりしている間の繋ぎの時間ではあるけれど、Jr.の子たちがタップダンスをしたり、板を使いながら光とダンスの融合みたいなのとか、光る傘を使ってのダンスとか、長丁場飽きさせずにパフォーマンスしてくれました。

長年Jr.として滝沢歌舞伎を支えてきたSnow Manも、かつてはこのJr.の子たちのように見せ場をもらって、成長させてもらってきたんだね。

そう思うと、18年の歴史が終わりに近づいていくことが本当に感慨深くて、もう今日のこの公演も終盤に近いのかなと寂しく感じました。

花鳥風月

いまかいまかと、出てくるのを待っていたSnow Manが、横並びでシルエットでせりあがって登場するのが、これまたかっこよかったです。

花鳥風月からは、黒の衣装が意外だった!

ふっかさんばかり見てました。しなやかなようで、休む間もなく。


終わった後はみんな汗だくで、肩を上下に動かして大きく呼吸をしていた。

いつの間にか客席にメンバーが下りてきていて、その息遣いや躍動感の後の「静」を間近で感じているお客さんもいました。

Memories

汗で濡れた後は、今度は水の演出で、Snow Man全員も舞台もびしょ濡れ。約9トンの水が使用されたそう。

舘様が傘に乗って浮いたり、さっくんがフライングしたりと、まだまだ見どころが多かった。

五条大橋がぐるぐる回る中のダンスは目も回りそうだし、足場も不安定でケガしないかすごく不安だったけど、無事に終わった後はみんなのバックいっぱいに映る桜がすっごく綺麗でした。

「滝沢歌舞伎」これまでの映像がスクリーンに流れて、18年もの長い歴史が、いよいよ終わってしまうことを受け止めなくてはいけない時がついに来てしまいました。

WITH LOVE

もう、率直に言うと記憶がないに等しい。それぐらいに、頭の中でいろんなことを考えながら、一人一人の表情を見ていました。

ラウールのソロパート。

目をキラキラ輝かせながらも、口角をあげながらも、眉間にシワを寄せたり、泣きそうなのをこらえて、こらえて、歌ってたような気がしました。

舞台に立つのが怖くて、袖で大泣きしていたラウールはもう居なくて、きっとその時と今は180° 違う想いを抱えていたんだと思います。

LOVE

「WITH LOVE」の泣かせる感じで終わるのかと思えば、最後のポップな曲で、みんなおふざけも入っていい、メンバーの仲の良さが伝わってきました。

しょっぴーが愛してるぜー!って叫んだり、こーじが変な動きしてラウールが高笑いしてたり。

誰かが「Crazy F-R-E-S-H Beat」のダンスやっちゃうもんだから、何人かに伝染してたり、ふっかさんがこーじにいじられて嫌な顔してる風だったり。

最後は笑顔でお客さんを返してくれるのは、やっぱりジャニーズですね。

感想まとめ

今回「滝沢歌舞伎ZERO FINAL」で、ライブビューイングというものを初めて経験しました。

生であって生じゃない。その臨場感や空気感をどこまで味わえるのか。不安であり、楽しみでした。

本編前から実際に劇場入りしているような映像を流してくれたり、映像がとても綺麗で立体感があったこと。

ライブビューイングでカメラの切り替えができるからこそ、作れるおもしろさがあること、見れるメンバーの表情があることを知りました。

Snow Manのみんなも、カメラの向こうを意識して、コメントや笑いを与えてくれることが嬉しかった。

そして、生ではないけれど、臨場感も、緊張感も生そのものでした。

派手な見せ場が来るたびに「大丈夫かな?」「うまくいけ!」「ケガしないで!!!」「すごい!!」「あれどうなってるの!?」心の中は大騒ぎ。

美しいも、かっこいいも、おもしろいも全部兼ね備えてて、1人1人が個性的で誰一人劣っているメンバーなんていないからこそ難しいはずの一体感も、全部Snow Manにはあった。

劇場であろうと、映画館であろうとここまでやってきたものを魅せる!その熱意は生とか、ライブビューイングとか関係なく伝わってきました。


18年の集大成の大舞台には、たくさんの演目があって、1つ1つに細かい演出があって、覚えることも山ほどあるし。

他の仕事もたくさんある中、これだけの技量を見せつけられたら、もうSnowManを、知らなかったころには戻れません。

最近、SNSで悲しい中傷も目にしました。いろんな人がいるから、いろんな目線で見られることも当然。

だけど、それでも自分たちがここに立つことが指名だと、堂々としていなきゃいけないと。

たくさんの悲しみややりきれなさをくらっても、よりたくさんの人を楽しませて笑顔にする、心に残るものを作り続けていく道を、これからも9人で選んでいくんだろうと思いました。

素晴らしい感動をありがとうございました。

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